12月24日(日)は営業してます!

12月24日は日曜日ですが、クリスマスイヴのこの日は特別に営業しております。

お料理はクリスマス特別コース(10,800円税込)のみのご用意になります。

普段は使用していない豪華な食材を用いた贅沢なコース料理でございます。(詳細は追ってご報告致します!)

この特別な夜をぜひルエ ヴェル ロールにてお過ごしください!

ラストオーダー(料理):21時
※22時以降は通常通りワインバーとしても営業しておりますので、ぜひお越しくださいませ。
※12月23日、25日に関しては「ご予約頂いたお客様のみ」クリスマス特別コースをご用意しております。

 

新総料理長就任!

3月2日より新総料理長として佐藤猛が就任する事になりました!
以下に佐藤シェフの経歴を簡単にご紹介致します。気さくな人柄でお話しも大好きですので時間があればダイニングルームに出てきて皆さまにご挨拶すると思いますのでお気軽にお声をかけてください!ちなみにソムリエ資格も持ってますのでワインも詳しいですよ!

またそれに伴いラストオーダーも変更となりますのでご了承ください。

総料理長 佐藤猛
現在までにフレンチの名店ラ・ビュット・ボワゼやオルタシアでスーシェフを歴任。
修業時代にはフランス、サヴォワ地方の三ツ星Flocons de Selで本場のフランス料理を学ぶ。
また、彼の作り出す料理の根底には、フレンチ以外にも、京都のイタリアンレストランでの修行経験や熟成肉ブームの火付け役となった熟成肉専門店中勢以内店での料理長経験も活かされている。
これら数々の名店で技術と知識を継承し、2017年3月にルエ・ヴェル・ロールのシェフに就任。

営業時間
18時~25時
ラストオーダー
レストラン:料理22:00
ワインバー:料理23:00 ドリンク24:30

※誠に勝手ながら3月1日(水)は休業をさせて頂きます。

「カリフォルニアワイン紀行」Diamond Mountain ダイヤモンド マウンテン

Napa Valleyの両サイドには山脈が走っており、西側のマヤカマス山脈の最も北に位置するのがこのDiamond Mountain(ダイアモンド マウンテン)という産地だ。

よくお隣のSpring Mountain(スプリング マウンテン)と比較されるが、両産地共に、テロワールよりワイナリーの個性を打ち出したワインが多く、今一つこれら産地のそれぞれの個性が掴みきれない。

ただ、このDiamond Mountainにカリフォルニアワインのテロワールを語る上で欠かせないワイナリーがある。

Diamond Creek Vineyards(ダイアモンド クリーク ヴィンヤーズ)だ。

オーナーである故Al Brounsteinは、まだカリフォルニアに“シングル ヴィンヤード”のコンセプトが存在しない時代(1960年代後半)に、大胆にもこの地でしかもカベルネという“ブレンド”の概念が連鎖的に捉えられるブドウを使い単一畑ごとにワインを造り始めた。

ボルドーの有名シャトーを訪れ、そこで苗木をスーツケースに詰め込みその足でメキシコに飛び自家用機に乗り換えナパにその苗木を密輸した、という逸話は地元ではあまりにも有名。(ただ似たような武勇伝がカリフォルニアの至る所で聞こえるようになり特に珍しい話ではなくなったが・・・)

畑は4つに区分さている。Gravelly Meadow(グレーヴェリー メドー)、 Red Rock Terrace(レッド ロック テラス)、 Volcanic Hill(ヴォルカニック ヒル)、そして Lake(レイク)。

それぞれ個性豊かで、全て素晴らしい。

Lakeが最も高価だが最も個性的だと言える。マヤカマス山脈の一部が凹んでいる部分から入ってくる冷たいソノマからの海風の為に最も涼しい微小気候を持つこの畑は毎年ブドウを十分に熟させてはくれない。ただまれに熟した時の素晴らしさは他の追随を許さない。その気まぐれなミクロクリマの為、1972年から現在までたった14回しか生産されていない。

次に涼しい気候で砂利質土壌のGravelly Meadowは力強くもエレガントなスタイル。鉄分を含んだ火山性の土壌を持つ北向き斜面のRed Rock Terraceは3つの中で最も柔らかく芳香性が豊か。南向き斜面で火山灰などからなる白い土壌のVolcanic Hillは最もタンニンが強固な長熟タイプ。

濃厚さで最初のインパクトのみを狙った流行りのワインとは異なり、全て長期熟成が十分可能。その長い熟成から複雑な風味をゆったりと醸し出す。

これらのワインが若い時の杉や鉛筆の芯などの香りから熟成により発展した、葉巻、枯葉、オリエンタルスパイスなどの“伝統的な”カベルネらしい熟成香にカリフォルニアを象徴する、熟したカシス、ブラックチェリーの芳醇なフルーツ香。

これが“伝統的な”製法で作られたクラシックなカリフォルニアのカベルネのスタイルだ。

多くの“モダン派”のカリフォルニアのカベルネにこの熟成香は見出せない。

ブドウを完熟以上にまで熟させ、その過熟ブドウからワインを作るのが原因の一つだと言われている。そして、それが一部の有力ワイン雑誌から高い点数を取るための方程式にもなっている。

このDiamond Creekのワインは力強い味わいだが、一線を越えていない。だからといって、ボルドーを模倣しようとして失敗した青臭いカベルネでは決してない。カリフォルニアらしく果実味に富み、かつこの土地の個性を“本来のカベルネ”の枠組みを崩すことなく意気揚々と伝える。

もしこのDiamond Creekがお隣のSpring Mountainでカベルネを作ったらこれらAVAの違いを明白に表せるのかもしれない。

トレンドに左右されずこの“伝統的な”造りを維持してきたのは、数年前に他界した創始者であるBrounsteinの畑の個性(テロワール)に対する強い信念があるからだろう。

そのBrounsteinのスピリッツがこのDiamond Mountainの大地に永遠に眠るのであるならば、この地のテロワールの一部と化し永遠に語り(飲み)継がれる事だろう。

 

 

 

1月新メニュー!New Menu!

本日から新メニューがスタートします!ぜひお越しくださいませ!
”牛タン炙りと長ネギのテリーヌ グリビッシュソース”、”山形豚バラ肉 チョリソーとレンズマメの煮込み”、などなど新しく加わりました!

We launch our new menu today that includes “Terrine of Broiled Beef Tongue & Green Onion, Gribiche Sauce”, “Pork Belly Braised with Chorizo & Lentil” and more!!

http://www.la-ruee-vers-lor.com/menu.html

「カリフォルニアワイン紀行」Spring Mountain スプリング マウンテン

29号線を北へ進み、St. Helenaの街に入り、有名なBeringerというワイナリーの手前を左に曲がり民家を抜けるように進むと、急に道幅が狭くなり斜面を登り始める。その山道を登って行くとSpring Mountain(スプリング マウンテン)という山の産地に入っていく。

ここはナパの西側にある3つの山のAVAの一つで、南にMount Veeder、北にはDiamond Mountainに挟まれちょうど中間に位置する。

冷たい海風の入り口にあたるサンパブロ湾から離れている為に温暖でかつ霧が上がってこれない山のワイン産地であるから、カベルネやメルローを主体とした力強い赤ワインが主体になる事は想像に難しくない。しかし、どうも“優等生”的な味わいのワインが多く、今一つここの産地の個性が掴みきれない。言い換えれば、モダンなスタイルのワインが多く、山らしいワイルドさが削り取られ、丸くなった味わいのものが多く、クオリティは総じて高いのだが面白さに欠ける印象がある。

ただ、Philip Togniというワイナリーがあり、ここは山の個性をそのままボトルに移しかえたかのように荒々しいタンニンを感じさせSpring Mountainの山らしい味わいを表現している。お隣のDiamond MountainにあるDiamond Creek Vineyardsと比較すると、タンニンのワイルドさは共通しているが、果実味においてPhilip Togniの方がより豊富にあり骨太なタンニンを包み込んでいるような印象がある。

しかし、これはSpring Mountainの個性なのか、それともPhilip Togniの個性なのかはっきりしない。Diamond Mountainにも共通した事だが、その個性をテロワールとして肯定するにも否定するにも他の例が存在しなければ分からない。どちらも質の高いワインが多く作られる場所ではあるが、出来上がったワインが他の産地のカベルネと変わらないのであれば、テロワールを重視する飲み手の心には響かない。

しかし、このモダンなカラーが充満しているSpring Mountainで異彩を放つ存在がある。Stony Hillというワイナリーだ。

モダンで濃厚なカベルネやメルローが目立つこの産地で、このワイナリーのフラッグシップワインはなんとシャルドネだ。温暖な産地によくありがちな力強く濃厚で樽の甘い香りが支配的なタイプかと思いきや、それとは対照的に非常にエレガントでキレのあるスタイルに仕上がっている。

畑は山の中腹に位置するがだいたい北向き斜面が多く山の産地特有の強烈な直射日光はある程度避けられる。(とは言えここはカリフォルニア。ブドウの成長に必要な太陽光線は十分である!)かつ西のソノマからの冷たい海風の一部が若干山を越えて下に降りる事から午後になると清々しい風が畑を通過する。これがシャルドネの酸を維持させゆっくりとブドウを熟させる大きな要因となっている。

ただ、せっかくその様な環境にあっても、ワイン評論家から98点を取ることを目指し濃厚になるまでブドウの収穫を待ってしまってはテロワールの個性は消えてしまう。この作り手はそんな誘惑には全く乗らず常にテロワールを意識したシャルドネを造り続けている。カリフォルニアでは歴史が古く1940年代に畑を開墾しワインを造り始めたが、現在に至るまでそのスタイルは一貫して変わっていない。

新鮮なリンゴや洋ナシにレモンの柑橘系の爽やかさが加わり、そこに白い花やミネラルのアロマが溶け込み複雑。新樽は一切使っていない為甘いバニラの様な風味はない。Spring Mountainの太陽に由来する豊富な果実味を十分に感じるがそれを引締めるキレのある酸が痛烈な印象を与える。真夏のほてった体に冷たいシャワーを浴びせた時のようなセンセーショナルな心地よい刺激だ。

Stony Hillのシャルドネを飲んだ多くの人は、これはカリフォルニアっぽくないね、ブルゴーニュスタイルだね、と感想を言う。フレッシュな果実味と爽やかな酸、控えめな樽香がそう思わせるのだろう。

全く正反対だ。

これこそが本来のカリフォルニアのシャルドネの姿だといえる。

カリフォルニアのシャルドネの人気が上がってきた90年代、ブルゴーニュのワイン作りの主流は、ブドウの遅摘み、100%乳酸発酵、バトナージュ(オリ撹拌)、新樽熟成であり、このブルゴーニュ式テクニックを取り入れて作ったのが“モダン派スタイル”のカリフォルニアのシャルドネだ。

ブルゴーニュの製法を取り入れた作り方にカリフォルニアの太陽を浴びた濃厚なブドウの組み合わせの結果として、あの濃厚な果実味に派手なイースト香、甘い樽の香りのワインとなる。そしてもれなくワイン評価雑誌から高得点が付いてくる。

ブルゴーニュのように太陽に恵まれない土地の為に編み出された製法を、太陽が豊富なカリフォルニアに持ち込んだら、ただでさえふくよかなスタイルを更に肥大化させた形に変貌させるだけで似ても似つかない結果を生む。これは線が細い人の筋トレではなくむしろすでにマッチョな人のドーピングに近い。

Stony Hillのシャルドネはむしろ昔ながらのカリフォルニアの伝統的製法のワインだ。

まずブドウは適度な熟度で収穫する。もちろんしっかりとブドウが熟すまで収穫を待つが、過熟までは待たない。当然、糖度が上がり過ぎる事はないのでアルコールが13%代を超える事はないし甘く不自然な果実味になることもない。基本的には温暖な産地だから酸のレベルを高く保つ事は容易ではなく何とか維持することがより大切だ。よって乳酸発酵をさせて酸のレベルを落とさせる必要はない。また、乳酸発酵の副産物であるバターやヨーグルトなどの香りやバトナージュからくるイースト香をこの作り手は嫌う。あくまでカリフォルニアの太陽が織り成す果実の味わいをそのまま表現したい、というのがコンセプトだ。そのピュアな果実の味わいをマスクしてしまう新樽も当然使わない。ただステンレスではなく古樽を使うのは、ワインに滑らかな食感と無機質なステンレスにはない有機質の木材だからこそ生み出せる複雑な風味を与えたいという事と、代々そうしてきたから、という二つの理由らしい。が、私が聞いた時の印象では後者の理由が大きいようだ。

これが伝統的な(80年代までの)カリフォルニアのシャルドネの姿であって、決してブルゴーニュを模倣した作りではない。(一方で樽を全く使用しない“Naked Chardonnay”又は“裸のシャルドネ”、などと呼ばれるワインも出てきており“シャブリスタイル”などと言われているが、シャブリを知っている人に言わせれば似ても似つかない中途半端なワインばかりだ。)

この伝統的スタイルを堅持している作り手は非常に少ないが、このStony Hill以外では、度合いは異なるが、Ch. Montelena、Mayacamas、Hanzellなどは今でも昔ながらの古き良きカリフォルニアを感じさせてくれるシャルドネを造っている。驚くほど長命な点も共通していると言えよう。

昨今のモダンなカリフォルニアのシャルドネのような派手さはない。しかし、ブルゴーニュを下手に模倣したような表面的なワインでもない。純然たるカリフォルニアの伝統的スタイルのワインだ。

カリフォルニアワインがフランスワインのようになる必要など全くない。カリフォルニアはカリフォルニアらしく有り続けるべきだ。ただ、この場合の「カリフォルニアらしさ」を「ハリウッドらしさ」とはき違えてはいけない。多くの日本人が思っている「カリフォルニアらしいワイン」の多くは「ハリウッド的ワイン」なのだ。

明けましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます。本年の営業は1月6日(金)よりスタート致します!

お陰様でオープンしてから3回目のお正月を迎える事ができました。これもひとえに皆様のお蔭と心より感謝致しております。

昨年は内装をリニューアルし、よりレストランらしい雰囲気に変えましたが、今年は料理、ワイン、サービス全てにおいてグレードを上げ皆さまにより楽しんで頂けるレストランに飛躍する所存でございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

“English Blog” Mount Eden Cabernet Sauvignon 2003 Santa Cruz Mountains, CALIFORNIA

If you think of California Cabernet, you inevitably come up with a rich and big red wine of Napa Valley in the same way that if you think of California, you immediately imagine the scenery in the city of Los Angeles. And you arrive at the San Francisco airport in the evening and you unexpectedly see many people wear a jacket or a long sleeved shirt and then first realize how cold California can be!

Tonight, I had a guest who told me that he loved Bordeaux. He looks through the wine list and seems disappointed to know that all Bordeaux reds we have at this restaurant are ones he has already tried before. (We don’t have many Bordeaux…well chosen, though!)

And I immediately came up with this California Cabernet, Mount Eden. But the guest soon interrupted me when I started to explain about this wine, saying “Oh, no. I can’t drink sweet cassis juice.”

Although he loves French wine, he has been a wine lover for long enough to have tried some California wines that are quite famous (and expensive.) And every time he tried, he was overwhelmed and disappointed by the overtly sweet flavors of concentrated rich black berry and cassis without savory flavors which are commonly found in Bordeaux.

After telling me everything he likes (and hates), he asked for my recommendation again. And I pointed at exactly the same wine, Mount Eden Cabernet because knowing his preference made me even more confident on the decision.

The vineyard is located in a very cool area called St. Cruz Mountains near the cold Pacific Ocean, being exposed to the cold sea winds but high enough to be above the fog line, which means that the grapes can get a lot of sunshine all through the day without being interrupted by the fog.

The resultant wine has relatively high acidity that gives restrained body that comes from cool temperatures and fresh yet ripe black fruit flavors and firm tannins that are derived from the continuous exposure to the sunshine. And the giveaway is earthy, cedary flavors and cigar box bouquets that are reminiscent of classic Bordeaux. Additionally, this “NOT SO GOOD” vintage, 2003 accelerates this Bordeaux-like characters. “Not so good” climatic conditions by the California standards could be good ones by the Bordeaux standards!

The guest told me that this wine was more than drinkable and didn’t make him exhausted by the powerful richness, which he had experienced with other typical California Cabernets before.

That said, he seemed happier than it sounded.

At the end of the dinner he told me that the wine was less good than his favorite Bordeaux but much better or different than he had expected, resulting in the dinner that was more fun than repeating the same dining experience with French wine where he could imagine what it tastes like and how the dinner goes. His comments made me unexpectedly happy!

An unexpected surprise is a fun thing…..but going to San Francisco in just a T-shirt, shaking in the unexpectedly cold weather is not….., which I did…

 

 

クリスマス特別コース!

クリスマス特別コースが決定致しましたのでお知らせ致します。

クリスマス期間のみのスペシャルなディナーをいつも以上にグレードを上げてご用意させて頂きます!

CHRISTMAS SPECIAL MENU

~ Amuse Bouche ~
~ First Course ~
Chicken Ballotine, Liver Sauce
川俣シャモのバロティーヌ レバーソース

~ Second Course ~
Lobster Cream Soup
オマール海老のクリームスープ

~ Fish Course ~
Steamed Snapper, Saffron Sauce, Sautéed Spinach
真鯛のヴァプール サフランソース

~ Main Course ~
Roasted Beef Tenderloin, Madeira Sauce, Truffle & Potato Purée
牛ヒレ肉ロティ マデラソース トリュフ&ポテトピューレ

~ Dessert ~
Crémet d’Anjou & Chocolate Mousse
クレームダンジュとムースショコラ
Coffee or Tea
コーヒー又は紅茶

10,800円(税込、サ別)

「クリスマス期間メニュー」

12月23日(金)~12月25日(日):クリスマス特別コースのみ

大切な方との特別な時間をぜひルエ ヴェル ロールにてお過ごしください!

それでは皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

2016 christmas amuse2016 christmas chicken2016 christmas lobster2016 christmas snapper2016 christmas beef2016 christmas dessert